シングル戦線とタッグ戦線をはっきりと分けてしまうことのメリットとデメリット~今のままではGOLDEN☆LOVERSを活かすことはできない

昨日開幕したWTL2018。参加メンバーが微妙なことはすでに私もお話しています。では、どうしてこんなことになってしまったのでしょうか?

最大の理由はシングル戦線とタッグ戦線で戦う選手を明確に分けてしまっていること。いってしまえば、シングルで活躍できる選手はタッグ戦線で戦うことが許されなくなっているのです。

 

だから棚橋弘至も内藤哲也もオカダ・カズチカも、そしてタッグチームとして非常に高い完成度・人気を誇るGOLDEN☆LOVERSまでも「WORLD TAG LEAGUE」に出場することができないのです。

 

今回のリーグだけでなく、シングルベルトの保持者や挑戦予定のある選手はタッグのベルトを持つことができないという暗黙のルールも存在します。

だからオカダ・カズチカと後藤洋央紀の強力タッグでもベルトは獲れません。GOLDEN☆LOVERSは挑戦することさえ許されない。

 

Jr.の方は多少緩かったですが、長くシングルとタッグの2冠王者は出ていません。

 

シングル戦線の都合に振り回されるばかりのタッグ戦線

 

現代のプロレス界においてはシングル>タッグという力関係になっていますので、どうしてもタッグ戦線はシングル戦線の都合に振り回されるばかりになってしまいます。

先日のSUPER Jr. TAG LEAGUEにしてもそうです。最初から王者のKUSHIDAは勝てないんでしょう?って空気が出ていました。せっかくのクリス・セイビンとのドリームチームだったのにあんまりです。

シングル戦線でバリバリやっていくことが予想されている石森太二もやっぱり勝てなかった。負けさせるためとしか思えないロビー・イーグルスという分かりやすい若手をパートナーにしている時点でご察しです。

そうなったら、結果は見えてました。SHO&YOHか鷹木&BHSHIの優勝。そして勝った方は1.4で金丸&デスペラードに挑戦するんです。見え見えで何もサプライズはありません。

 

でも、王者やシングルで活躍している選手が公式戦に出場しているだけマシでした。勝ち負けは別として、ちゃんと「最強タッグ決定戦」の体裁は保っていましたから。

 

それに対してWORLD TAG LEAGUEはどうでしょう?

シングル戦線で活躍する選手の出場すらないじゃないですか。これでどう盛り上げろと?

前シリーズで棚橋&オカダ組を散々匂わせておいて、蓋を開けてみれば6人タッグマッチでちょっと一緒にやるだけ。まぁ、それでも歴史的なことですけどね。

完全に「主役なくタッグリーグ」のチケットを売るための戦略だったとしか思えません。実際、参加チームの発表はかなりギリギリでしたしね。


 

棚橋&オカダもGOLDEN☆LOVERSも出すべきだった

 

タッグの祭典、最強タッグ決定戦であるのなら棚橋&オカダもGOLDEN☆LOVERSも出すべきだったと思います。そうじゃないなら、最初から匂わせるべきじゃなかった。そもそも、今年GOLDEN☆LOVERSが復活した意味ってありませんよね?ほとんどタッグで試合をしていない。タイトル挑戦もない。さらにWTLにも出ない。

だったら今年はGOLDEN☆LOVERS復活は温存しといた方がよかったのでは?おかげで飯伏が宙ぶらりんで何もできなかったですし。

なんだかんだで飯伏も36歳。決して若くないんです。それなのにこの1年はケニーに振り回されるだけで終わった気がします。本来は関わる必要のないBULLET CLUBの内紛にも巻き込まれるし。

 

こんなことやってると、来年からWTLなんか誰も観なくなります。それどころかタッグの価値はどんどん下がる一方です。

新日本にはGOLDEN☆LOVERSだけでなく、GoDはKES、イビサナとすばらしいタッグチームがいるんのに、彼らの価値も下げてしまうことになります。

もっと言えば、過去のタッグシーンを盛り上げたテンコジや蝶天タッグ、蝶野&武藤といったチームも軽く見られかねません。

 

結局、棚橋&オカダのドリームタッグの実現しないとなれば、夢もない。

 

新日本プロレスはタッグ戦線についてもう少し考えるべきだと思います。

 

まぁ、最近はWWEもタッグ戦線は冷え切ってますけどね。世界的にタッグは受けない時代なのかな。

2件のコメント

  • 来年以降エリート勢が不透明な中、GL自然消滅したら何のための復活だったんだと思っちゃいますよね。
    今日は面白かったと思いますが、昨日の試合なんか結果が最初から分かってるものばかりで盛り上がりに欠けたし、正直お客を舐めてるとしか思えませんね。これからはどんどん国内軽視、もっと言うと地方軽視路線に進んでいくのでしょうか。
    こういう小さなほつれがいずれ取り返しのつかない巨大なズレに繋がらないことを祈ります。

  • デルピッポさんいつもありがとうございます!
    さすがに結果が見え見えのカードばかりでは萎えてしまいますよね。毎回サプライズを用意するのが難しいのはわかっていますけど、さすがに今回のWTLにはガッカリしました。
    地方軽視は今にはじまったことではないですけど、最近その傾向が酷いです。私も地方民ですが、最近会場に行く気が起こらないようなカードしか組まれなくて悲しいです。

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